全世界に甚大な影響をもたらしたコロナ禍において、私たち東京交響楽団は、多くの斬新かつチャレンジングなアイデアと、それらを実行する強い精神力を持ち続け、クラシック音楽界をリードし続けてきたと自負しています。9年目を迎える東京交響楽団との音楽の旅も、更に深淵な音楽を追求する旅にしたいと考えています。幅広いレパートリーを網羅しながら、このシーズンはシェーンベルク、ベルク、ウェーベルン等の新ウィーン楽派を集中的に取り上げ、古典・ロマン派と現代を繋ぐ作品にもフォーカスしています。
また、今回迎えるソリストの中には、国内外を問わず、素晴らしい才能を持った若い演奏家の起用を行っていることも注目に値すると考えています。過去・現在・未来を繋ぐ音楽の旅は、オーケストラの更なる発展にとっても大変有意義であると同時に、聴衆の皆様へも、音楽をより深く理解し楽しむための、大きな機会となると確信しています。是非東京交響楽団の演奏会に足を運んで頂き、時空や国境を越えた音楽の旅を、皆様と分かち合いたいと心より願っています。
――― 東京交響楽団 音楽監督 ジョナサン・ノット
2022/23シーズンラインナップ一覧は下記よりご覧いただけます。
● 2022/23シーズンパンフレット(pdfファイル)
● 名曲全集の一覧 (ミューザ川崎シンフォニーホールのサイトへリンクします。)
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