なぜネットでチケット買って、コンビニで発券しなければならないのか ―――
東京交響楽団は、コロナ禍以来、多くの皆様にお力添えいただきながら、各ガイドラインに沿った感染症対策を講じつつ積極的に芸術性の高い演奏をお届けしてまいりました。よりいっそうWithコロナ下での演奏会開催に資する取り組みとして、購入・発券・入場までお手元のスマートフォンで全て完結する電子チケットを、主催公演で本格導入いたします。3月27日 第688回定期演奏会から、早速ご利用いただけます。
<「電子チケット」を導入する目的>
①感染症対策
従来のインターネット予約×コンビニエンスストア発券などとは異なり、スマートフォンがあればチケット購入から入場まで全て完結するため、三密を避け不要な対面・接触機会を減らすことができ、それ自体が高い感染症対策となります。「分配機能」も兼ね備え、友人知人に直接会うことなくチケットの受け渡しも可能です。
②お客様利便性の向上
いつでもお手元のスマートフォンでチケットを購入することができ、発券の手間なく、そのまま演奏会会場へお越しいただけます。さらに、ご自身で半券の切取(チケットもぎり)を行い、その画面をスタッフに提示するだけの、スムーズな入場が可能です。また、日中働いている社会人だけでなく、子育て世代や外出自体に負担がある方の鑑賞機会を高めることにもつながり、さらに、チケット忘れや紛失の危険性を大幅に低下させることができます。
③クラシック音楽の一般性向上
手軽にクラシックコンサートへ来場できる購買環境を整えることで、クラシック音楽をより身近で親しみやすいものと感じてもらうことが期待できます。とりわけ、アプローチが弱いとされてきた“スマホ世代”である若年層の来場機会を向上させることが期待できます。
<対象公演>
東京交響楽団主催公演の1回券・選べるプラン
→「定期演奏会」「川崎定期演奏会」「東京オペラシティシリーズ」に加え、第九などの「特別演奏会」
<電子チケットでの購入から操作方法>
TOKYO SYMPHONY オンラインチケットから、通常通りチケットをご予約いただき「電子チケット発券」をご選択ください(クレジットカード決済のみ)決済完了後に「電子チケット発券情報メール」が届きますので、URLまたはオンラインチケットのお客様マイページ「電子チケット一覧」から発券が可能です。
>>>オンラインチケット購入方法はこちら >>>電子チケットの操作方法はこちら
東京交響楽団は、Afterコロナの未来も見据え、チケットレスをはじめとし遅れていたクラシック音楽業界のデジタル化を推進します。お客様皆様の声に耳を傾けながら、さらなる利便性向上を検討し、より多くの方にクラシック音楽の素晴らしさを伝えていけるよう、これからも努めてまいります。
【プロモーション】電子チケット導入PV(出演:中村楓子・鈴木浩司・多井千洋・蟹江慶行)
公益財団法人東京交響楽団
コンサート開催での感染症対策として電子チケットを導入した「アート×アート = ∞ ~共創と共奏~」入場時の様子
(2021年3月4日、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス)ⒸT.Tairadate