名誉客演指揮者 大友直人指揮 東京交響楽団によるCD『ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 LIVE from MUZA!《名曲全集第155回》』(2020年3月ライブ録音)が、ミュージックペンクラブ・ジャパン主催による2020年第33回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」(オーディオ部門 パッケージソフト賞)を受賞しました。
本公演は史上初の"無観客コンサート"生中継として10万人以上が視聴したことでも大きな話題となりました。
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今回の受賞は、優秀録音作品賞(オーディオ部門)<2018年>、オペラ・オーケストラ賞/室内楽・合唱賞<2019年>に続き、3年連続、5度目の受賞となります。
この賞は、音楽評論家、オーディオ評論家、音楽学者、音楽ライター、作曲家、演奏家、プロデューサー、訳詩者、編集者など、音楽に関わる様々な専門家が会員として名を連ねる「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」(1966年創立)が創設したもの。約160名の全会員による自主投票により、「クラシック」「ポピュラー」「オーディオ」の各分野で受賞者が選定されます。
授賞理由:
『「2020 年3月8日(日)に行われた、ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団による名曲全集の第155回。新型コロナウイルスに対する政府方針を受け、一度は中止を決定したが、音楽ファンからの熱い要望に応えて無観客にて演奏を敢行、録音。また、コンサート開演時刻の14時よりニコニコ生放送にて配信開始され、終了時には視聴者数10万人を記録したという意味でも話題を呼んだ。これが受賞のひとつめの理由。そして、そうした緊張感の中、素晴らしい演奏が展開されたというのが2番目。さらにもともと音響環境のいいホールで、しかも無観客状態によって普段よりも響きの多い中、高いクォリティの収録が行われたというのが3 番目の理由。録音については、オーケストラの各パートに近い感覚がありつつ、会場の遠近感が反映されたサウンドステージを捕捉。前後左右に広く、特に天井方向に高いホールの空間の響きがまろやかに拡がる優秀なもの。音楽の大切さ、演奏の醍醐味、いい録音の必要性などを感じさせるソフトとして受賞が決定した。(鈴木 裕氏)』
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