東京交響楽団

ユベール・スダーン

指揮者

Hubert SOUDANT

ユベール・スダーン

ユベール・スダーン

1946年、オランダ・マーストリヒト⽣まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カラヤン国際指揮者コンクール第2 位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝に輝いている。これまでに、ベルリン・フィル、ロンドン響、ミュンヘン・フィル、ハンブルク、フランクフルトの各放送交響楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、そして、ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管など主要なオーケストラと共演し、オペラの分野でもバスティーユ・オペラや、パルマ、パレルモ、ボローニャなどのオペラハウスで精⼒的に活動している。2004 年7 ⽉、ザルツブルク市名誉市⺠およびオーストリア・ザルツブルク州ゴールデン勲章を授与された。

東京交響楽団⾳楽監督在任中には数々の業績を残したが、シューベルト・チクルスでは「2008年もっとも充実した果実」「信じられないほど絶妙なバランスがとれた演奏」と絶賛され、2006年5、6⽉新国⽴劇場で指揮したモーツァルトの歌劇「皇帝ティトの慈悲」では年間ベスト・オペラ公演に選ばれた。また近年では、⼤阪フィルハーモニー交響楽団、兵庫芸術⽂化センター管弦楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル⾦沢などとも友好な関係を築いている。国際的な⾳楽祭においても、プラハの春、リンツ・ブルックナー、ザルツブルク・モーツァルト週間、ウィーン芸術週間、ニュー・ヨークのモーストリー・モーツァルト、など多数招かれている。

現在、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・⾸席指揮者、⽇本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、岡⼭フィルハーモニック管弦楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終⾝名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ芸術顧問など多くの任を務めるほか、洗⾜学園⾳楽⼤学芸術監督・特別教授、京都市⽴芸術⼤学客員教授を務めている。

レコーディングにおいても、東京交響楽団とのCDのほか多数をリリースしている。