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「音楽の友」ベスト・アーティスト2025 第1位 音楽監督ジョナサン・ノット/ベスト・コンサート2025 第7位《戦争レクイエム》(2025年7月定期・川崎定期)

2026年1月18日発行「音楽の友」2月号の特集「ベスト・アーティスト2025」にて音楽監督ジョナサン・ノットが第1位に、「コンサート・ベストテン2025」にて、音楽監督ジョナサン・ノット&東京交響楽団の《戦争レクイエム》が第7位に選出されました。
同ランキングは音楽誌「音楽の友」が1988年に開始したもので、選出はコンサート・ベストテン2023の《エレクトラ》第1位選出以来の快挙です。

【受賞者音楽監督ジョナサン・ノットのコメント】

東京交響楽団のR.シュトラウス・オペラシリーズ《エレクトラ》が「コンサート・ベストテン2023」(2024年2月号『音楽の友』)で第1位を受賞したことは、特定の音楽に対して称えていただいたものとして、大変光栄なことでした。そして「ベスト・アーティスト2025」を受賞することは、さらに格別で大きな名誉です。今回は一つの作品ではなく、音楽を通して「人間性」を分かち合おうとする多くの人々の仕事、献身、そして開かれた姿勢と意志そのものが称えられていると感じています。これは決して私個人への栄誉ではありません。しかしながら、心から感謝し、深く胸を打たれています。 

 この受賞は、私にとって12年間にわたる東響との歩み全体を祝福するもののように感じられます。そして、その旅路において音楽と人生は切り離せないものとなりました。まず東響のすばらしい楽員のみなさんに心から感謝を申し上げたいと思います。みなさんの献身的かつ自由に流れる音楽的エネルギーのなかで互いにつながろうとする姿勢が、この歩みを支えてくれました。また、この12年間にわたり会場に足を運んでくださった数えきれないほど多くのすばらしい聴衆のみなさまにも感謝します。みなさまとの音楽的な交流は、客席の一人ひとり、そして舞台上の演奏家すべてを豊かにしてくれました。そして、これらの音楽体験を分かち合い、言葉にし、形づくってくださった、経験豊かで尽きることのないエネルギーを持つ批評家のみなさまにも、深く感謝いたします。

 私たちが「偉大」と呼ぶ多くの音楽作品は、変化を受け入れることを教えてくれるのだと、私は確信しています(ある哲学的思考では、それこそが人間の生の本質だとも言われるでしょう)。あるいは、(そうした曲を聴くことで)まるで時が静止したかのように感じ、私たちを宇宙や互いの存在と結び付けてくれるので-音楽が鳴っていないときにはできない方法で。私たちはいま、大きな節目に立っています。私はこの変化を受け入れ、これから人生に置かれる一つひとつの新たな踏み石も、これまで歩んできた道と同じようにすばらしいものであると信じています。
 この12年間に対する感謝を伝えるには、どれほど言葉を尽くしても足りません。

「音楽の友」公式サイト

「コンサート・ベストテン2025」で第7位に選出された2025年7月19日開催の川崎定期演奏会第101回「戦争レクイエム」より(会場:ミューザ川崎シンフォニーホール)©T.Tairadate

「音楽の友」2月号には音楽監督ジョナサン・ノット任期最後の定期演奏会レポートも掲載されています。ぜひご覧ください。