東京交響楽団

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正楽団員のお知らせ

2023年6月1日付けで第1ヴァイオリン奏者として小山あずさが正楽団員となりました。



小山あずさ



小山 あずさ



 4歳からスズキメメソードにてヴァイオリンをはじめ、埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科を経て、東京芸術大学音楽学部を卒業。大学在学中は澤和樹、小川有紀子、花田和加子の各氏に師事。また、弦楽四重奏にも積極的に取り組み、大友肇、野口千代光、山崎貴子、山本裕康の各氏に師事し、第1回宗次ホール弦楽四重奏コンクール第3位、第13回大阪国際音楽コンクールアンサンブル部門第2位を獲得する。そして、同大学大学院修士課程では室内楽を研究分野とし、松原勝也、多賀谷祐輔の各氏に師事し修了する。



 2015年から2022年まで仙台フィルハーモニー管弦楽団に在籍し、これまで東北を中心に演奏活動を行っており、在籍中にはソロや室内楽の演奏活動も活発に行い、山形交響楽団のメンバーと組んだ室内楽がアフィニスアンサンブルセレクション2020に選出され、シューベルトの室内楽作品に対し高い評価を獲得、また、新進演奏家育成プロジェクトコンチェルトシリーズにおいては、仙台フィルハーモニー管弦楽団とブルッフのヴァイオリン協奏曲を共演し、いずれも高い評価を得ている。



 これまでに、アフィニス夏の音楽祭、秋吉台室内楽セミナー、オホーツク紋別音楽セミナー、長崎おぢか国際音楽祭、クールシュベール夏期音楽アカデミー(フランス)、湖水地方音楽祭(イギリス)、サヴォンリンナミュージックアカデミー(フィンランド)、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(ドイツ)など世界各地のマスタークラスやセミナーに参加している。