東京交響楽団

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新理事長就任のお知らせ

公益財団法人 東京交響楽団は、前理事長の任期満了に伴い、2022年6月24日付で、岡崎哲也(松竹株式会社常務取締役)が、理事長に就任することを発表いたします。

また、同日付で前理事長澤田秀雄(株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長)は会長に就任いたします。



 



――― 理事長就任のご挨拶 ―――



 このたび理事長に就任いたしました岡崎哲也でございます。

 昨年、創立75 周年を迎えました東京交響楽団は、由緒あるオーケストラとして、皆様から高い評価を頂いております。その運営に携わりますことは誠に大役と存じておりますが、音楽を愛する者のひとりとして、経営の安定と楽員、事務局の揺るぎない結束をさらに強固なものとし、これからも皆様に素晴らしい時間をお届けできますよう、努力してまいります。

 私は長らく歌舞伎の製作に携わっておりまして、海外との文化交流の場にも参加してまいりました。そうした経験から、文化の発展は継承と創造の歴史であり、音楽文化の力は、これからも時代を豊かなものにする原動力になり得ると信じて
おります。東京交響楽団は皆様の心に響く音楽を奏で続けます。皆様の末永い
ご支援ご協力をお願い申し上げます。


 


 



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岡崎 哲也  OKAZAKI Tetsuya  松竹株式会社常務取締役

1961年(昭和36年)1月24日東京生まれ。1984年松竹入社。幼少期から歌舞伎に親しみ、⻑く歌舞伎の製作に携わる。1987年の旧ソビエト公演以来、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、韓国、イギリス、モナコ、中国など歌舞伎海外公演をプロデュース。現在、松竹株式会社常務取締役最高財務責任者、演劇本部顧問。川崎哲男の筆名で歌舞伎・舞踊の脚本を手掛け、2014年『壽三升景清』で第43回大谷竹次郎賞受賞。1972年以来クラシック音楽を愛聴。