東京交響楽団

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正指揮者 原田慶太楼が第29回渡邉暁雄音楽基金 音楽賞を受賞

正指揮者 原田慶太楼が、このたび「第29回渡邉暁雄音楽基金 音楽賞」を受賞いたしました。



「公益信託 渡邉暁雄音楽基金」は、故・渡邉暁雄氏が日本の音楽文化に残した多大なる業績を引き継ぎ、日本の音楽界の発展を願って1992年に設立されたもので、「音楽賞」は次代を担う指揮者に贈られるものです。



尚、今年度の同音楽賞は原田慶太楼のほか、鈴木優人氏の計2名が受賞いたしました。







今回の受賞理由 要旨



原田慶太楼氏はアメリカを拠点に指揮活動を開始。近年は国内各地のオーケストラに次々と客演を重ねて若々しく活気のある躍動的な演奏を作りだし、楽員や聴衆から絶賛を浴びている。その演奏の並外れた熱気感はとりわけ若い聴衆を惹きつける力を備えており、若手指揮者の中でも特に際立った存在と言えるだろう。コロナ禍においても配信コンサート等にも積極的に取り組むなど指揮者として独自の活動を続け、指揮者として音楽界の「今」を切り拓く活動も精力的に行っている。高い音楽性に加え、指揮者としての旺盛な発信力は、まさに渡邉曉雄音楽賞を授賞するにふさわしい高い成果を挙げているといえるだろう。