2020年10月定期・川崎定期でのワーグナー「トリスタンとイゾルデ」(演奏会形式)におきましてクルヴェナール役に出演を予定しておりましたマルクス・ヴェルバは、本人の都合により降板いたしました。代わりまして、バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭等第一線で活躍するダニエル・シュムッツハルトが出演いたします。
何とぞご理解いただきますようお願い申し上げます。
2019年11月12日
公益財団法人 東京交響楽団
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●10月9日 川崎定期演奏会 第77回
ダニエル・シュムッツハルト[バリトン]
Daniel Schmutzhard, Baritone
オーストリア出身。チロル州立音楽院、ウィーン国立音楽大学で学ぶ。ウィーン・フォルクスオーパーとフランクフルト歌劇場のアンサンブルメンバーとしてキャリアをスタートした。
2019/20年シーズンは『魔弾の射手』オットカール、ベルリン・コーミッシェ・オーパーでの新演出ヴァインベルゲル作曲『バグパイプ吹きシュバンダ』タイトルロールの他、フランクフルトやライプツィヒでのリサイタル等充実のシーズンが予定されている。『ドン・ジョヴァンニ』題名役、『フィガロの結婚』伯爵、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、『ドン・カルロ』ロドリーゴ、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『エフゲニ・オネーギン』題名役を始め近年、そのレパートリーを急速に増やしており注目を集めている。
2017年から2019年はバイロイト音楽祭で、フィリップ・ジョルダン指揮、バリー・コスキー演出による『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フリッツ・コートナー、ザルツブルク音楽祭では『ウェルテル』アルベールで出演。バレンボイム、ラトル、キリル・ペトレンコ、ウェルザー=メスト、ケントリッジ等の指揮者とハイドン『天地創造』『四季』、ベートーヴェン第九等の作品で共演を重ねており、楽友協会大ホール、コンセルトヘボウ、バーデンバーデン、ザルツブルク復活祭音楽祭等へ出演し、オーケストラとの共演のほかリサイタルも精力的におこなっている。