公益財団法人東京交響楽団は、桂冠指揮者秋山和慶指揮による年末第九公演「第九と四季」を、2018年12月28日、29日の公演をもって最後とし、2019年からは音楽監督ジョナサン・ノットが年末の第九公演を指揮することに決定いたしました。
年末第九公演「第九と四季」は1976年12月27日に東京文化会館でスタート(指揮=小林研一郎)、ヴィヴァルディ《四季》から“春&冬(又は秋)”とベートーヴェン《第九》をカップリングさせたプログラミングが好評を博しています。
ヴィヴァルディ《四季》のソリストにはこれまで、前橋汀子、千住真理子、漆原朝子(最多4回)、樫本大進、ザハール・ブロン、神尾真由子、大谷康子、ネマニャ・ラドゥロヴィッチ、服部百音等の新進気鋭の若手から日本を代表するヴァイオリニストまで、35名が出演しました。第九のソリストも日本・世界の名歌手たちが数多く出演し年末を彩りました。
桂冠指揮者秋山和慶は、当楽団音楽監督・常任指揮者時代の1978年から2018年まで計41回、長きにわたり同公演の指揮を担ってきましたが、2014年度シーズンからジョナサン・ノットが音楽監督に就任したことを受け、2019年から、ジョナサン・ノットによる年末第九公演を開催することを決定いたしました。
秋山和慶指揮による最後の「第九と四季」は、日本が世界に誇る名歌手をソリストに迎えます。
当楽団の年末第九に引き続きご注目いただけますようお願い申し上げます。
▼「第九と四季」2018 公演詳細
2018年12月28日(金) 6:30p.m./12月29日(土) 2:00p.m. サントリーホール