首席ハープ奏者 景山梨乃が第28回新日鉄住金音楽賞《フレッシュアーティスト賞》を受賞いたしました。
新日鉄住金音楽賞は、平成2年(1990年)に新日本製鐵株式会社(当時)の創立20周年と、同社が提供してきた「新日鉄コンサート」放送35周年を記念して設けられた音楽賞で、《フレッシュアーティスト賞》は将来を期待される優れたアーティストを対象とした賞です。これまでには諏訪内晶子氏、樫本大進氏、下野竜也氏など、日本を代表するアーティストが受賞しています。また2014年には、当楽団首席ファゴット奏者福士マリ子も同賞を受賞しています。
贈賞理由には
「ラスキーヌ、インディアナUSAの両コンクール入賞を経て、2016年のミュンヘンARD国際音楽コンクールでも第3位となったように、世界最高の水準にあるハーピストである。また、輝かしい音色、柔軟な音楽性などの秀でた才能に併せ、ソリスト、室内楽奏者、さらにはオーケストラの正団員として幅広く活躍していることから、ハープの魅力と可能性を今後長きにわたり知らしめてくれるアーティストとして期待され、受賞となった。 (選考委員・松本 學) 」と評されました。
受賞記念コンサートは平成30(2018)年7月17日(火)に紀尾井ホールで開催される予定です。
東京交響楽団関連公演では新国立劇場オペラ「松風」(2018年2月16日~18日)、名曲全集第134回(2018年2月25日)へ、また当楽団メンバーの室内楽演奏をお楽しみいただくシリーズMUZA音楽サロン(2018年2月10日)へ出演予定です。