公益財団法人東京交響楽団(理事長 澤田秀雄)では、文化庁委託事業「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」『フランチャイズ・オーケストラを中心とした市民のクオリティ・オブ・ライフの調査と向上のための事業』の取り組みのひとつとして、日本のプロオーケストラとしては初のVR(仮想現実)アプリを制作いたしました。1分半~5分程度の2曲のクラシック音楽を360度動画でお楽しみいただけます(制作協力:株式会社パートナーズ)。
IT/エンタメなど幅広いニュースを扱う総合サイト『RBB TODAY』で、このオーケストラVRアプリについての記事が掲載されました。記事はこちらから>>>
3月7日開催の「ファンタスティック・オーケストラ~みんなで集えるコンサート~」へ御来場の方(=チケットご購入の方)は、開演前(15時~)にロビーにおいて、このVRオーケストラ体験をしていただけます。
*青少年のVR動画の視聴にあたっては、保護者同意の下で年齢や視聴時間に配慮し、ワークショップ等で活用しております。頭に固定する本格的なゴーグルとCGを駆使したダイナミックなコンテンツによるVR視聴の場合は、13歳以上が推奨されています。しかしながら今回当団がご用意いたしましたVR動画は、お子様でも負担なくお楽しみ頂けるよう、制作会社の監修のもと、3Dの度合いを弱めに調整させて頂いております。小学生未満(4歳以上)を対象とした、3Dの負担のない、1眼で見ていただけるものもご用意しております。また、視聴時間も5分以内としており、問題なく臨場感を持ってご視聴頂けますよう、対処させて頂いております。演奏会当日会場に設置させて頂く予定ですので、多くの皆様にお楽しみ頂ければ幸いです。
同公演は、読売新聞、神奈川新聞、毎日新聞、タウンニュース(川崎市川崎区・幸区版)、さらに共同通信による2020年オリンピック・パラリンピックへ向けての文化プログラム47文化プログラムにおいても記事掲載され、注目を集めています。公演詳細 >>>
▼VRアプリ 「VRオーケストラ~東京交響楽団~」
【曲目】
ビゼー:カルメン組曲から「前奏曲」(約1分半)
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》から「序曲」(約5分)
【オーケストラ編成】 演奏者計64名+指揮者1名=総勢65名
第1ヴァイオリン12名/第2ヴァイオリン10名/ヴィオラ8名/チェロ7名/コントラバス6名/フルート2名/オーボエ2名/クラリネット2名/ファゴット2名/ホルン4名/トランペット2名/トロンボーン3名/打楽器4名
【カメラ位置(全5ヵ所)】
指揮者/第1ヴァイオリン奏者と第2ヴァイオリン奏者の間/ヴィオラ奏者とチェロ奏者の間/打楽器奏者/客席
【演奏】
指揮=大友直人 (おおとも なおと/東京交響楽団名誉客演指揮者)
管弦楽=東京交響楽団 (川崎市フランチャイズ・オーケストラ)
【収録日時・場所】
2017年9月25日 ミューザ川崎シンフォニーホール
【スマートフォン対応環境】
Android6.0以降(iPhoneは非対応。このコンテンツはリリースアプリではありませんのでApp StoreやGoogle Playでダウンロードできません)
●リンク
– RBB TODAY(2018年3月5日)オーケストラの中心で、クラシック愛をさけぶ!東京交響楽団はなぜVRアプリを作ったのか?
– 韓国エンタメ情報サイトLiveen News(20 18年2月26日)
– 読売新聞(2018年2月21日)音楽会きこえなくても満喫 振動、映像駆使「みんなで」
– YAHOO! ニュース(2018年2月20日)東京交響楽団、日本のプロ・オーケストラとしては初となるVRアプリを制作
– CD Jounal(2018年2月20日)東京交響楽団、日本のプロ・オーケストラとしては初となるVRアプリを制作
– 神奈川新聞(2018年2月7日)障害ある人も気軽に音楽を
– 毎日新聞(2018年1月23日)聴覚障害者も楽しめる 「体感音響」席を設置
– 東京新聞TODAY(2018年1月12日)
– タウンニュース川崎市川崎区・幸区版(2018年1月5日号)~音楽のバリアフリー目指す
– 共同通信47文化プログラム(2017年12月26日掲載)