毎日新聞クラシックナビに、音楽監督ジョナサン・ノットの指揮による2つのプログラムの評が掲載されました。
▼アンコール「真夏のマーラーの競演」(文:宮嶋極)
7月15日の定期演奏会で取り上げたマーラー《交響曲 第2番「復活」》について
「……ノットと東響は作品に新たな角度から光を当て、どんな名曲であっても今まで気付かなかった魅力を引き出し、聴く者を新鮮な感動に誘う。(……)コーダに向けては一気呵成に盛り上がりを築いていくのではなく、前述と同じく音量のコントロールを新調に行いつつ最後は圧巻のフィナーレを作り上げた」(記事より抜粋)
▼オーケストラのススメ「~10~上半期オーケストラ界のまとめ」(文:山田治生)
5月に取り上げたブルックナー《交響曲 第5番》について
「ノット&東響は、対向配置の各弦楽器パートの充実とミューザ川崎の優れた音響で楽しめる。第4楽章コーダの快速テンポは、大伽藍を描くというより、器楽的な愉悦感をもたらす」(記事より抜粋)