「第620回定期演奏会(2014年5月24日)」と「第83回新潟定期演奏会(2014年5月25日)」へ出演を予定しておりましたバリトンのマルクス・ヴェルバ氏は、健康上の理由により、医師からの指示もあり、同公演への出演が不可能となりました。
急遽代わりの歌手について、指揮者のユベール・スダーン氏とも相談の上、複数の音楽マネジメント会社へ問い合わせた結果、ペンデレツキ:「3つの中国の歌」はバリトンのフランコ・ポンポーニ氏に、ベルリオーズ:「テ・デウム」はテノールの与儀 巧氏にお願いすることとなりました。なお演奏曲目の変更はございません。また変更に伴うチケットの払い戻しはございません。
お客様におかれましてはご迷惑をおかけいたしますこと誠に申し訳ございませんが、何卒事情ご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。
2014年5月15日
公益財団法人東京交響楽団
■第620回定期演奏会へのお問い合わせ
TOKYO SYMPHONY チケットセンター 044-520-1511
■第83回新潟定期演奏会へのお問合せ
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521
フランコ・ポンポーニ(バリトン) Franco Pomponi
美しく抒情的な表現力と豊かな声を併せ持つフランコ•ポンポーニは、優れたバリトン歌手の一人として注目されている。ジュリアード•オペラ•センター在学中には、学内最高の賞であるデロッサ賞を授与された。これまでにニューヨーク・シティ・オペラ、メトロポリタン歌劇場、マッシモ劇場、リセウ大劇場、ボリショイ劇場等に出演しており、『ラ・ボエーム』ショナール、『マノン・レスコー』レスコー、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ等、現代作品も含めレパートリーは多岐に渡る。2010年には『ハムレット』の主役を務め、オペラ・マガジン“ベスト・オペラ賞”を受賞した。
与儀 巧(テノール) Takumi Yogi
国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学院音楽学部声楽学科修了。平成15年6月よりイタリアボローニャヘ1年間留学。第71回日本音楽コンクール声楽部門入選、第42回日伊声楽コンコルソ入選、第6回東京音楽コンクール声楽部門第1位及び聴衆賞受賞。2010年東京二期会『オテロ』(白井晃演出)ロデリーゴ、2011年鬼才P.コンヴィチュニー演出の東京二期会『サロメ』ユダヤ人、2012年二期会創立60周年記念『パリアッチ』のべッペ等常に高い評価を得ている。本年9月東京二期会『イドメネオ』にタイトルロールで出演予定。二期会会員