東京交響楽団

Corporate Social Responsibility社会貢献

東京交響楽団は、教育、地域、社会、全ての⽅々のために、
多彩なプログラムで積極的な活動を⾏っています。

未来を担う若者・⼦どもたちを育成する

キッズプログラム〜0歳からのオーケストラ〜 ズーラシアンブラスmeets 東京交響楽団

キッズプログラム〜0歳からのオーケストラ〜 ズーラシアンブラスmeets 東京交響楽団

「0歳から本格的なコンサートホールでオーケストラを聴いていただきたい」という想いから2007年から始まった演奏会。全国各地の⼦どもたちを魅了している動物たちの⾦管五重奏“ズーラシアンブラス”とともに、⽬で⾒て、⽿で聴いて、家族全員で楽しむことのできるコンサートです。ひまわり褒章2010団体部⾨賞受賞。

こども定期演奏会

こども定期演奏会

2002年より年4回、サントリーホールとの共催で開催。指揮者、オーケストラ、サントリーホールのスタッフらが共にプログラムを企画しています。また、年度ごとにテーマ曲やチラシに使うイラストを募集するほか、こどもレセプショニスト、こどもソリストも募集している参加型の演奏会です。こどもを対象とした「定期演奏会」としては⽇本初の試みであり、その企画内容と演奏により、各⽅⾯より⾼い評価をいただいています。

こども定期演奏会ホームページ

マエストロシート

マエストロシート

定期演奏会・川崎定期演奏会・東京オペラシティシリーズの各演奏会へ、⼩学⽣以上18歳以下の⻘少年の皆様を演奏会へご招待(5組10名)しています。演奏会終了後には楽団員・指揮者とのファンコミュニケーションをお楽しみいただけます。

申し込みはこちら

新曲チャレンジ・プロジェクト

東京交響楽団とサントリーホールの共催による「こども定期演奏会」にて、子どもが作曲したメロディーを使った新曲を、若手作曲家から募集する取り組みとして2021年にスタート。子どもたちと音楽家の交流のみならず、若手作曲家を育て、活躍の場を提供することを目的としています。これまでに選出された若手作曲家は、その後委嘱作品や編曲など、多方面で活躍しています。

オーケストラによる⾳楽鑑賞教室

オーケストラによる⾳楽鑑賞教室

⽂化庁「⽂化芸術による⼦供育成推進事業」や東京都内の教育委員会、各地の学校からの依頼により、⼩学⽣から⼤学⽣を対象に、ホールや各学校での⾳楽鑑賞教室も積極的に取り組んでいます。
本拠地である川崎市ではミューザ川崎シンフォニーホールとテアトロ・ジーリオ・ショウワで市内⼩学⽣約12000 ⼈を対象に開催しています。

学校への訪問授業

学校への訪問授業

東京交響楽団の楽団員が、各学校で出前授業を⾏っています。新潟市では、1999年から毎年楽員が新潟市内の⼩学校へ訪問し、演奏を交えた⾳楽の特別授業を⾏っています。これまでにのべ840回を超える訪問授業を実施しています。

職場訪問/インターンシップの受け⼊れ

次世代のキャリア教育の⼀環として、オーケストラ運営の現場でアートマネジメントの実践を経験することを⽬的に、⼩・中・⾼‐⼤学⽣の職場訪問やインターンシップの受け⼊れを実施しています。

地域共⽣社会の実現を⽬指す

川崎市内巡回公演

川崎市内巡回公演

「⾳楽のまち・かわさき」を推進する川崎市とともに、福祉施設、病院、学校など市内各所で楽団員によるミニコンサートを開催しています。様々な理由で普段ホールに来場できないお客様へ向けて、⾳楽をより⾝近に感じていただけるよう、会場のニーズに合わせて構成した親しみやすいプログラムとお話で、地域に根ざした活動を進めています。

東響ミニコンサート

東響ミニコンサート

川崎市フランチャイズオーケストラである東京交響楽団のメンバーが出演するミニコンサート。ミューザ川崎内オープンスペースでは、年6 回・約30分の無料コンサートを開催しています。また「⾳楽のまち・かわさき」推進事業の⼀環として、川崎市内各所でも地域住⺠のみなさまに気軽に⾳楽を楽しんでもらえるプログラムを⽤意しています。

ファンタスティック・オーケストラ〜みんなで集えるコンサート〜

ファンタスティック・オーケストラ〜みんなで集えるコンサート〜

「⾳楽のバリアフリー」を掲げ、社会を構成する多様な⼈々が集うオーケストラコンサート。福祉施設への「出張ミニコンサート&VR 機材によるオーケストラ体験」を組み合わせたアウトリーチ活動、鑑賞サポ−トとして聴覚障がい者のための「体感⾳響システム席」「⼿話通訳」「字幕」、はじめての場所に不安のある⽅に向けた会場の説明・案内などを通して来場への予⾏練習が可能となるプレ・プログラムも⽤意するなど、すべての⼈に充実した⾳楽体験を提供することを⽬指し取り組みました。

報告書

かわさき組曲(かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト)

かわさき組曲(かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト)

川崎市、ブリティッシュ・カウンシルと英国のアート団体ドレイク・ミュージックが協働し展開する『かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト』から誕⽣。2か⽉にわたり、川崎市内の特別⽀援学校⽣徒、教員、⽇英の⾳楽家と東京交響楽団楽団員が、延べ20回のワークショップを通して完成したオーケストラのための新曲「かわさき組曲」を、『フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2021』のフィナーレで世界初演いたしました。

ブリティッシュ・カウンシル

かわさきBRIDGE オーケストラ〜インクルーシブ⾳楽プロジェクト「いろいろねいろ」

かわさきBRIDGE オーケストラ〜インクルーシブ⾳楽プロジェクト「いろいろねいろ」

2022年、障がいのあるなしに関わらず、誰もが参加できるインクルーシブでクリエイティブな⾳楽ワークショップとして東京交響楽団が実施し、ジャズ・ミュージシャンとともに⾳楽作りを牽引し、⼀般参加者とともに「かわさきJAZZ」内イベントで公開パフォーマンスを⾏いました。翌年、インクルーシブ⾳楽プロジェクトとして川崎市主導のもと、「いろいろねいろ」をキーメッセージに、川崎市内の学校、施設、イベント等の⾝近な場所で、多くの市⺠がインクルーシブ⾳楽に触れる活動として発展。⼀緒に遊びながら⾳楽をつくり、障がいのあるなし、プロアマの垣根なくだれもが表現者として参加する「いろいろねいろJAM」には東京交響楽団メンバーも参加しています。

アルテリッカしんゆり(川崎・しんゆり芸術祭)への参加

2009年から始まり、川崎北部地域の会場で川崎市⺠が主体となって開催されている、⾳楽、映画、演劇、伝統芸能など幅広い分野のアートが集まる芸術祭。東京交響楽団は、室内楽での出演に加え、オーケストラ公演で⾳楽祭のフィナーレを飾っています。

かわさき市民アカデミー

かわさき市民アカデミー

継続的な学習の場を作り出し、創造性と個性豊かな地域社会の発展・向上に貢献することを⽬的として、楽団員が⾃ら企画したプログラムにトークを交えた⾳楽講座を開催しています。

震災被災者支援チャリティコンサート ~Concert For Smiles~

震災被災者支援チャリティコンサート ~Concert For Smiles~

2011年3月の東日本大震災を機に、2011年5月より開催している東京交響楽団の楽団員による無料のチャリティコンサート。支援金の募金を入場条件としています。様々なアンサンブル演奏でおおくりしております。
公益財団法人国際開発救援財団(http://www.fidr.or.jp/)、ハタチ基金(https://www.hatachikikin.com/)が実施する、東日本大震災の被災者の方々のための支援活動に役立てています。第44回コンサート(2019年9月19日開催)までに集まった支援金は総額4,882,235円になりました。

クラシック・スペース★100 ホームページ

プラネタリウムコンサート

学校への訪問授業

川崎市⻘少年科学館(かわさき宙と緑の科学館)とともに、プラネタリウムの満天の星のもと、⽣演奏をお楽しみいただくコンサートを毎年開催しています。

コラボレーションで新たな価値を創出する

株式会社ドワンゴとの提携事業

株式会社ドワンゴとの提携事業

2012年に「ニコニコ⽣放送」にて初めて定期演奏会を⽣配信。その後2020 年コロナ禍にライブ配信した無観客演奏会は約20万⼈が視聴し、リアルタイムコメントで観客同⼠が繋がる新たな楽しみ⽅が話題となりました。以降、年10回程度配信を続けています。2022年12⽉には、史上最多45カメラによる《第九》公演を配信し注⽬を集めました。
2024年にはクラシック分野で活躍するバーチャルアーティストの開発プロジェクト「ポルタメタ」への助言・監修を行い、フェスタサマーフィナーレ公演にて共演。リアルタイムでオーケストラとバーチャルアーティストが共演する世界初の試みです。

タイ ロイヤル・バンコク交響楽団/シラパコーン⼤学との提携事業

タイ ロイヤル・バンコク交響楽団/シラパコーン⼤学との提携事業
タイ ロイヤル・バンコク交響楽団/シラパコーン⼤学との提携事業

単年の海外公演を越えて、アジアに新たな拠点を築き、日本からアジア全体へと視野を広げ、多角的な活動を展開することを目的に、2024 年2 月より提携。合同演奏会やマスタークラスなど、音楽を通じた交流で、アジア全体のクラシック音楽文化の充実と向上を図っています。

特設サイトはこちら

東海⼤学との提携事業

2004 年度より学校法⼈東海⼤学と提携し、東海⼤学教養学部芸術学科へ楽団員を講師として派遣するほか、東海⼤学附属校⽣徒向けに公開レッスンや特別演奏会などを開催しています。

テクノロジーと伝統の融合

テクノロジーと伝統の融合
テクノロジーと伝統の融合

公益財団法⼈ ⾓川⽂化振興財団と提携し、⾓川武蔵野ミュージアムにて映像に合わせた⽣演奏での公演や、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスの特別協⼒による演奏会を開催。ほかにも、JAL と「⾳楽チャーターフライト」を⾏うなど、新たな分野とのコラボレーションも積極的に⾏っています。