東京交響楽団

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速報!2026/27シーズンラインナップ発表

東京交響楽団は本日、2025年10月7日、2026/27シーズンのラインナップを発表いたしました。

【10月7日掲載】ぶらあぼ <NEWS>:創立80周年!東京交響楽団が2026/27シーズンラインナップを発表!

創立80周年 × 新音楽監督ロレンツォ・ヴィオッティ就任
2026年、東京交響楽団は創立80周年という大きな節目を迎えます。この記念すべき年に、新たに第4代音楽監督として ロレンツォ・ヴィオッティ が就任いたします。

ヴィオッティは、2026/27シーズンにおいて計7プログラム・11公演を指揮予定。音楽監督披露記念公演(2026年5月)では、当団が1947年の第1回定期演奏会で取り上げた ベートーヴェン《交響曲第1番》、そしてヴィオッティのレパートリーの中でも重要な作曲家である マーラー《交響曲第1番》 を演奏し、オーケストラとともに新たな音楽の旅を始めます。

さらに、新音楽監督とオーケストラによる新たな1ページとして、ラヴェル《ダフニスとクロエ》 をはじめとした、オーケストラの技巧と表現力が光る作品の数々もプログラムに加わり、ヴィオッティの音楽的ビジョンと、東京交響楽団のアンサンブル力が融合する多彩なプログラムが展開されます。

親愛なる皆様へ

この名誉あるオーケストラの音楽監督として迎えていただけることを、心より嬉しく思い、深い感謝の気持ちを抱いております。
私たちが共に過ごす初めてのシーズンは、音の多様性と音楽的な豊かさに満ちたものとなることを願っております。
皆様に私たちのプログラムをお届けできることを楽しみにしており、毎年数週間にわたり、皆様の文化に触れる機会を得ることを心より楽しみにしています。
日本は常に温かく迎えてくださる国であり、私はその歓迎に感謝するとともに、この新たな冒険を共に始めることができることを大変嬉しく思っております。

                                   東京交響楽団第4代音楽監督
                                   ロレンツォ・ヴィオッティ

創立80周年記念公演:フランツ・シュミット《七つの封印の書》
2026年9月には、楽団創立80周年記念公演として、1977年に当団が日本初演したフランツ・シュミット:オラトリオ《七つの封印の書》を上演いたします。新約聖書「ヨハネの黙示録」を題材とした本作は、世界の終末と審判を壮大に描いたオラトリオであり、現代社会が直面するさまざまな危機を想起させる、深い衝撃と問いを投げかける作品です。

80年の歩みと、次の時代へ
東京交響楽団は、この80年の歩みにおいて、幾多の困難を乗り越えながら、音楽の灯を絶やすことなく守り続けてまいりました。創立80周年という大きな節目を迎える今、楽団員一同、これまでの歴史を礎に、次の時代へと力強く歩みを進めてまいります。

豪華指揮者陣が80周年を彩る
桂冠指揮者ユベール・スダーンと《80歳記念コンサート》を開催。名誉客演指揮者大友直人に加え、客演指揮者陣にパブロ・エラス=カサド、オスモ・ヴァンスカ、沖澤のどか、ピエール・ブリューズ、下野竜也(以上定期演奏会出演順)、出口大地、小林資典(以上川崎定期出演順)、大植英次、デイヴィット・レイランド、広上淳一、大井剛史、沼尻竜典(以上東京オペラシティシリーズ出演順)、熊倉優、大井駿、喜古恵理香(以上名曲全集出演順)が出演。音楽界を牽引する巨匠、深みを増すベテラン指揮者陣、そして当団初登場となる次世代を担う若き俊英たち――。世代を超えた響きが重なり、創立80周年を華やかに彩ります。


2026/27シーズンより、チケット購入の利便性を高める新サービスを導入いたします。


定期演奏会・川崎定期演奏会・東京オペラシティシリーズの各定期会員券、名曲全集セット券が、オンラインでもご購入いただけるようになります。
• 従来の「学生定期会員券」は、「U25定期会員券」としてリニューアルいたします。学生に限らず、25歳以下のすべての方を対象とし、より多くの若い世代の方々に音楽をお楽しみいただけるようになります。U25定期会員券も、オンラインにてご購入いただけます。

東京交響楽団の2026/27シーズンに、どうぞご期待ください。

● 2026/27シーズンパンフレット(pdfファイル)
● 名曲全集一覧 (ミューザ川崎シンフォニーホールのサイトへリンクします。)

 2026/27シーズンパンフレット(pdfファイル)