当楽団元ハープ奏者で、長年当楽団をご支援いただいていたチェスキーナ・永江洋子氏が、2015年1月10日(土)ローマにて逝去されました。享年82。
公益財団法人東京交響楽団専務理事・楽団長の大野順二のコメント
「チェスキーナ氏は当楽団元ハープ奏者としてはもとより、楽団の演奏活動を長年にわたりご支援いただきました。幾度もの海外ツアーへのご支援、2007年と2012年に行われたヴァレリー・ゲルギエフ氏との特別演奏会の実現、また2011年の東日本大震災によるホール被害の直後には、いち早くご寄附をいただき、楽団一同を励まして下さったことは決して忘れません。昨秋来日された折には、お元気なご様子と伺っておりましたが、このたびの突然の訃報は思いもかけないことで心からお悔やみ申し上げます。」
チェスキーナ氏のこれまでの東京交響楽団に対するあたたかいご支援に対し、楽団員一同改めて深謝いたしますとともに、謹んで哀悼の意を表します。
公益財団法人東京交響楽団