2015年12月12日(土)
17:00 開演
川崎定期演奏会 第53回
ミューザ川崎シンフォニーホール
出演
指揮:マルク・ゴレンシュテイン
ピアノ:セルゲイ・カスプロフ
曲目
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):交響詩「禿山の一夜」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
S
¥7,000
A
¥6,000
B
¥4,000
C
¥3,000
P
¥2,000
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概要
【音楽は幻覚ではなく、むしろ啓示です】 ―ピョートル・チャイコフスキーロシアの巨匠ゴレンシュテインと若手実力派のカスプロフを招いての、オール・ロシア・プログラム。「禿山の一夜」は、聖ヨハネ祭の前夜に不思議な出来事が起こる、という伝承から着想を得た人気の曲です。また、ラフマニノフとチャイコフスキーの作品に共通するのは、甘美なロシア的旋律。聴く人の心に何か特別な感情が芽生えたとすれば、それは正に、『音楽による啓示』なのかもしれません。《ロシアの鬼才ピアニスト・アファナシエフから、カスプロフに関するエッセイが届きました!》 無名の芸術家を有名にするには、どうしたら良いのでしょう。彼は35歳なのだから、人々が好む「若き芸術家」というくくりには入りません。 そこで、友人のひとりに尋ねてみたところ、このような答えが返ってきました。「影響力のある人たちに働きかけて<今年の最も知られざる芸術家>を投票で選んでもらえばいいのだ。結果をテレビで公表すれば、しめたものさ」 しかし、何と言っても影響力のある重要人物たちは、20世紀の末以来、代わり映えのしない現状を維持することに汲々としているのだということを忘れてはなりません。世はまさに頽廃し切っており、この状態がまだ続くことは充分考えられます。頽廃に終わりがあるとは到底思えないからです。 セルゲイ・カスプロフはおそらく<ここ十年来、最も知られざる芸術家>に選ばれるでしょう。投票などするには及びません。この素晴らしく個性的なピアニストの演奏を虚心に堪能することにしようではありませんか。原文 ヴァレリー・アファナシエフ訳 田村 恵子
主催
公益財団法人 東京交響楽団
特別協賛
株式会社 エイチ・アイ・エス
後援
川崎市、「音楽のまち・かわさき」推進協議会
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
協力
ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
TOKYO SYMPHONY チケットセンター
044-520-1511