2015年12月13日(日)
14:00 開演
第636回 定期演奏会
サントリーホール
出演
指揮:マルク・ゴレンシュテイン
ピアノ:セルゲイ・カスプロフ
曲目
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):交響詩「禿山の一夜」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
S
¥7,000
A
¥6,000
B
¥5,000
C
¥4,000
P
¥2,000
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概要
1958年、当楽団永久名誉指揮者のヤンソンスとともに来日したガウクが初代指揮者のロシア(旧ソビエト)国立交響楽団で2002年から2011年まで芸術監督兼首席指揮者を務めていたゴレンシュテインが登場。ソリストは鬼才アファナシエフにして「彼ほど才能のあるピアニストはそうそう街を歩いてはいないものだ。私はこれほどの才能をもったピアニストを他には知らない」と言わしめたロシア・ピアノ界(ネイガウス派)の継承者と言える存在です。《ロシアの鬼才ピアニスト・アファナシエフから、カスプロフに関するエッセイが届きました!》 無名の芸術家を有名にするには、どうしたら良いのでしょう。彼は35歳なのだから、人々が好む「若き芸術家」というくくりには入りません。 そこで、友人のひとりに尋ねてみたところ、このような答えが返ってきました。「影響力のある人たちに働きかけて<今年の最も知られざる芸術家>を投票で選んでもらえばいいのだ。結果をテレビで公表すれば、しめたものさ」 しかし、何と言っても影響力のある重要人物たちは、20世紀の末以来、代わり映えのしない現状を維持することに汲々としているのだということを忘れてはなりません。世はまさに頽廃し切っており、この状態がまだ続くことは充分考えられます。頽廃に終わりがあるとは到底思えないからです。 セルゲイ・カスプロフはおそらく<ここ十年来、最も知られざる芸術家>に選ばれるでしょう。投票などするには及びません。この素晴らしく個性的なピアニストの演奏を虚心に堪能することにしようではありませんか。原文 ヴァレリー・アファナシエフ訳 田村 恵子
主催
公益財団法人 東京交響楽団
特別協賛
株式会社 エイチ・アイ・エス
協賛
花王株式会社
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
TOKYO SYMPHONY チケットセンター
044-520-1511