東京交響楽団は、2021年4月から原田慶太楼氏を正指揮者に迎えます。
正指揮者就任記念演奏会は、来年、2021 年4 月定期演奏会にて < ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 > 他を指揮する予定です。引き続きご注目いただけますようお願い申し上げます。
●原田慶太楼(はらだ けいたろう)
アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に目覚しい活躍を続けている期待の俊英。2020 年シーズンから、アメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に就任。シンシナティ、ヒューストン、インディアナポリス、ハワイ等のオーケストラ、日本国内では様々なオーケストラと共演。オペラ指揮者としても実績が多い。2010 年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、13 年ブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、14・15・16・20 年米国ショルティ財団キャリア支援賞を受賞。今後ますますの活躍が期待されている。1985 年東京生まれ。
●原田慶太楼氏のコメント:
私は主にアメリカを拠点に活動してまいりましたが、この度、日本において初めてポジションを持ち、東京交響楽団とファミリーになれた事をとても嬉しく、また、時間をかけてプロジェクトや将来を作って行けることをとても楽しみにしております。そして、音楽監督ジョナサン・ノット氏のヴィジョンにプラスになる存在でありたいと思っています。クラシックだけではなく、ポップス、ジャズ、映画音楽など、アメリカでの演奏活動で培った音楽をボーダレスに東京交響楽団と一緒に、日本の皆様に紹介して行きたいと思います。私が最も大切にしている教育音楽にも力を入れ、日本の子供たち、学生たちにクラシック音楽の素晴らしさを伝えたいと思います。コンサート会場でお目にかかれますことを楽しみにしております。
●東京交響楽団 専務理事 楽団⻑ 大野順⼆のコメント:
この度、当楽団は原田慶太楼さんを正指揮者に迎えることになりました。これは特にアメリカで着実にキャリアを築いている原田さんなれば当楽団に更に新しい風を吹き込んでくれることを期待してお願いしたものです。ノット監督による「斬新なプログラムおよびヨーロッパサウンド」と原田さんの「新しいレパートリーおよびアメリカンサウンド」の対比にご期待ください。コロナ禍で先が見えない世の中ですが、新しい仲間を得て、当楽団はより一層結集し演奏をおとどけしたいと思います。
●原田慶太楼氏と東京交響楽団 直近の共演予定
◇2020 年8 月10 日 フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2020
指揮=原田慶太楼、ハープ=景山梨乃(東京交響楽団首席ハープ奏者)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
グリエール:ハープ協奏曲
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
◇2020 年9 月13 日 名曲全集 第159回
指揮=原田 慶太楼、ピアノ=鐵 百合奈
スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第0番
プロコフィエフ:交響曲 第5番
【更新】各種メディアで取り上げられています。
■読売新聞(7月16日夕刊)正指揮者に原田慶太楼
■CD Journal(7月13日)東京交響楽団正指揮者に原田慶太楼が就任
■Yahoo News(7月13日)指揮者・原田慶太楼が東京交響楽団の正指揮者に就任
■Musicman(7月13日)指揮者・原田慶太楼が東京交響楽団の正指揮者に就任
■SPICE(7月13日)指揮者・原田慶太楼が東京交響楽団の正指揮者に就任
■ぶらあぼ(7月10日)原田慶太楼が東京交響楽団の正指揮者に就任