楽団について ABOUT TSO

クラリネット

Clarinet

エマニュエル・ヌヴー
Emmanuel Neveu

首席奏者
Principal

入団年:2002年
出身地:フランス共和国ルーアン市

1974年 フランス、ルーアン市生まれ。10歳よりクラリネットを始める。フランス国立ルーアン音楽院、リュエイユ・マルメゾン音楽院を、最高名誉賞を得て卒業した後、パリ国立高等音楽院に入学し、1999年に卒業。2000年、日本クラリネットコンクール第一位などの受賞歴がある。クラリネットをM・エルマカスター、P・ルビドワ、A・ダミアン、F・エオ、M・アリニョンの各氏に師事。バスクラリネットをJ・N・クロック氏に師事。室内楽をM・ブルグに師事。2010年、中国、成都市に招聘される。
国立音楽大学非常勤講師。洗足学園大学非常勤講師。ビュッフェ・グループ株式会社専属講師。
2002年より、東京交響楽団首席クラリネット奏者。

Q&A

  • 初めて好きになった曲は? モーツァルト:《クラリネット協奏曲》
  • 最近ちょっとハマっていること 日曜大工
  • 本番前はどんなふうに過ごしていますか? 本を読んだり、仲間たちとおしゃべりしたり。
  • チャイコフスキーで好きな作品は? 交響曲 第6番《悲愴》
エマニュエル・ヌヴー

インタビュー

故郷フランスから日本へ
 出身はフランスのルーアン。それからパリで5年間暮らし、パリで出会った日本人のクラリネット奏者の彼女にプロポーズする為に来日しました。その時にたまたまタイミング良く東響のオーディションを受けることができ、入団が決定。そこから日本語の勉強を始めました。独学での勉強でしたが、妻が助けてくれたので、辛いことはありませんでした。むしろ大変だったのは、日本のオーケストラのスケジュールの濃密さとプログラムの幅広さ。最初の一年くらいは、オーケストラでの目まぐるしい生活にいっぱいいっぱいでした。でも、一年ほどで慣れました!
日本に来てあっという間に17年が過ぎました。日本食が大好きで、最近は苦手だった納豆も食べられるようになりました。妻の実家のある北海道には年に2回程行きますが、食べ物が美味しくてサイコーです!

エマニュエル・ヌヴー

10歳の頃。まだクラリネットが大きい。

日本のコンサートホール
 日本はとにかく綺麗。パリも綺麗ですが、日本の綺麗さとはまた違います。ミューザ川崎シンフォニーホールは私の大好きなホール。他にもサントリーホール、東京オペラシティコンサートホール……新潟定期演奏会の会場でもある“りゅーとぴあ”コンサートホールも、挙げなければならない素晴らしいホールです。日本には、見た目も響きも美しい素晴らしいホールが沢山あるので、演奏していて楽しいですし、心地が良いです。

卒業試験
 パリ国立高等音楽院の卒業試験の為にドビュッシーが作曲した《第1狂詩曲》を、私自身も同じくパリ国立高等音楽院の卒業試験などでも演奏したのですが、今回この思い入れの深い曲を、10月の新潟定期演奏会で演奏することになりました!とにかくメロディが美しくて、それぞれのカラーがしっかりしていて綺麗。そして8分という曲の長さも、奏者としてはちょうどいい。ピアノとクラリネットの二重奏はよく演奏されますが、オーケストラとの演奏はなかなか聴くことが出来ないと思いますので、是非この機会に聴いていただきたいです。

エマニュエル・ヌヴー

16歳の頃。

カレンダー・コンサート検索
Nov.2012
SUN MON TUE WED THU FRI SAT

出演者名、ホール名、楽器名から検索できます。

※複数キーワードを入力する場合 は、間にスペースを入れてください。