• 共に響き合う、京響、 京都市交響楽団 City of Kyoto Batmpetty Orthentin
  • 群馬交響楽団
  • THULI NEW JAPAN HILHARMONIC SUMIDA. TOKYO
  • Metropolitan Symphony
  • TOKYO SYMPHONY ORCHESTRA
  • 日本センチュリー交響楽団
  • 名古屋フィルハーモニー交響楽団

はじめに

ともに明日

コロナ禍での苦労話を列挙してはじめるのが定型でしょうか。公演中止や延期に伴うあまりに膨大な払戻・調整作業やら、混迷の中での事務局長との怒鳴り合い…etc。でも、それらをここでひけらかすことに意義は感じないし、なにも、この1年、苦しかったのは我々オーケストラ団体だけでなく、あらゆる文化芸術団体が、苦悩の中で足掻いていたはずです。
直面したこの危機は、皮肉にも、今まで先送りされてきたオーケストラ業界の様々な課題を浮き彫りにし、次世代へ音楽文化の「灯」を繋いでいくためには、新たな事業展開や発想、知恵を求め、いまだ出口が見えない逆境に対して、組織を超えて協力していかなければなりません。その具体的な取り組みとして、今回、最先端映像テクノロジー・コンピューターアルゴリズムによるデジタルアートと連携し、社会の人々も巻き込んで、新しいクラシック音楽のコンサートを創作します。また、本コンサートにおいて、非対面非接触で感染症対策にもなる、電子チケットを全面導入することで、チケットレスをはじめとし、遅れていたクラシック音楽業界のデジタル化推進の「弾み」となることも目指します。
一緒になって目の前の困難を克服し、オーケストラのよりよい明日を夢見て、日本全国から志を同じくする複数のオーケストラが共に立ち上がりました。この前向きなぼくらの挑戦に、どうか、引き続き皆様からの温かいご支援をいただければ幸いです。

アート×アート=∞ 実行委員会
代表幹事 佐藤 雄己
(公益財団法人東京交響楽団)

事業概要

文化庁委託事業 令和2年度 文化芸術収益力強化事業 「共創型」による
文化芸術の高付加価値化プロジェクト 
~ クラシック音楽による先行モデル ~

日本全国の複数のプロオーケストラとともに、コロナ禍を乗り越え、次世代へ音楽文化の「灯」を繋ぐ新たな事業展開として、チームラボボーダレスとの異分野連携を基調とし、広く社会の人々(聴衆)を巻き込み、立場の異なる人々が協働する「共創」によって、クラシック音楽のさらなる価値向上と新規クラシック音楽ファンを開拓しうるモデルケースのコンサートを創作を目指します。また、コンサートの入場券を、Withコロナ下での開催に役立ち、それ自体が高い感染症対策になる、購入・発券・入場までが手元のスマートフォンで全て完結する非接触型「電子チケット」のみとし、クラシック音楽のコンサートでは珍しい電子チケット入場Onlyの公演としてSNS等で広くアピールし、クラシック音楽業界のチケットレスをはじめとしたデジタル化を促し、Afterコロナの未来を見据えた既存の鑑賞環境・購買環境の改善と強化の機運醸成にも取り組みます。

実行委員会概要

アート×アート = ∞ 実行委員会
(プロオーケストラ7団体)

代表幹事団体:公益財団法人東京交響楽団
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(京都市交響楽団)/公益財団法人群馬交響楽団/
公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団/公益財団法人東京都交響楽団/公益財団法人名古屋フィルハーモニー交響楽団/ 公益財団法人日本センチュリー交響楽団

【特別協力】森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス

【協力】株式会社ドワンゴ/株式会社アカシック/playground株式会社/株式会社リンクステーション

【後援】公益社団法人日本オーケストラ連盟/公益社団法人日本演奏連盟(コンサート後援)

コンサート詳細

アート×アート = ∞ ~共創と共奏~

日時 2021年3月4日(木) 
開演 19:15(開場 19:00、終演予定 19:50頃)
会場 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(東京・お台場)
料金 全席指定 7,000円(抽選販売で限定20名)/LIVE配信あり(無料)
曲目 ヴァイオリン・ソロ J.S.バッハ:シャコンヌ(東京交響楽団 コンサートマスター:水谷 晃)
弦楽四重奏 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第2番 第1楽章
提案応募で選ばれた1曲(弦楽四重奏曲を主とした小品を想定しています)
弦楽合奏 グリーグ:ホルベルク組曲 第1番より 第3楽章(実行委員会メンバー全員による合奏)
出演 東京交響楽団水谷 晃(東京交響楽団 コンサートマスター) 中村楓子(第1ヴァイオリン奏者)・鈴木浩司(第2ヴァイオリン奏者)
多井千洋(ヴィオラ・フォアシュピーラー奏者)・蟹江慶行(チェロ奏者)
京都市交響楽団辻 明子(第2ヴァイオリン奏者)
群馬交響楽団池田美代子(首席ヴィオラ奏者)
新日本フィルハーモニー交響楽団ビルマン聡平(首席第2ヴァイオリン奏者)・弘田 徹(チェロ奏者)
東京都交響楽団髙橋洋太(コントラバス奏者)
名古屋フィルハーモニー交響楽団日比浩一(名古屋フィルハーモニー交響楽団 コンサートマスター)
日本センチュリー交響楽団巖埼友美(第2ヴァイオリン奏者/本公演では第1ヴァイオリンを担当)

注意事項(必ずお目通しください)

  • ※昨今の世情を鑑み、やむを得ぬ事情により、曲目・出演者・その他が変更となる場合がございます。公演中止の場合を除き、これらの変更による払い戻しはお受けできません。
  • ※本コンサートのチケットは抽選販売とさせていただきます。また、座席位置はお選びいただけません。
    (お一人様1回2枚までお申込みいただけます。複数回のお申込みはご遠慮ください)
    無作為での抽選を行い、当落結果につきましては、当選者にのみメールにてご通知申し上げます。落選者へはご通知いたしませんのでご了承ください(当落についてのお問合せについてはお答えいたしかねます)
    当選者へは、アート×アート=∞ 実行委員会の各オーケストラ(7団体)のいずれかから、当選通知メールをお送りいたします(3月1日(月)予定)原則、当選後のキャンセルはお受けできません。当選メールに記載された所定のお手続き方法に沿ってご購入のお手続きをお願いいたします(クレジットカード決済のみ)
  • ※本コンサートのチケットは電子チケットのみとなります。下部の利用方法をご確認ください。
  • ※主催者の同意のないチケットの転売は固くお断りいたします。
  • ※未就学の方はご入場いただけません。
  • ※チケットのお申込みなど収集した個人情報の取り扱いは公益財団法人東京交響楽団「個人情報保護方針」に準拠します。「個人情報保護方針」の詳細は楽団公式ホームページをご覧ください。
  • ※お問合せ: TOKYO SYMPHONY チケットセンター 044-520-1511(当面の間、平日11:00~16:00、土日祝休 *緊急事態宣言下に伴い予告なく営業時間を変更する場合がございます)

創作アイデア募集

  • ①本コンサートを聴衆の皆様と一緒に創作するべく、演出や曲目についてのご提案を募集いたします。曲目だけでなく、デジタルアートについての演出や、双方向性のある「ニコニコ動画」での配信をめぐるアイデアなどをお寄せください。
  • ②クラシック音楽の「価値向上」についてのご提案やご意見を募集いたします。 もっとこうしたらクラシックは楽しくなる、面白くなるというご提案から、オーケストラの未来の在り方まで、忌憚ないご意見をお寄せください。
  • ※①が採用された方は本コンサートにご招待させていただきます(1組2名)
  • ※ご提案いただいた全てのアイデアは実行委員会で共有させていただき、今後のオーケストラ運営に役立てさせていただきます。

アート×アート =
~共創と共奏~

アート×アート = ~共創と共奏~
ご来場・ご視聴ありがとうございました

コンピューターアルゴリズムによって人間の動き察知し次々と変化していくチームラボボーダレスの作品群が、空間を共有する演奏者・鑑賞者の垣根を超え混ざり融合し、内容や演出に聴衆を巻き込み「共創」された「共奏」をお楽しみいただきました。 コンサート開催を含む本事業全体のご報告は下記をご覧ください。