文化庁戦略的芸術文化創造推進事業報告

令和2年度 「共創型」による文化芸術の高付加価値化プロジェクト ~ クラシック音楽による先行モデル ~(文化芸術収益力強化事業)

日本全国の複数のプロオーケストラとともに、コロナ禍を乗り越え、次世代へ音楽文化の「灯」を繋ぐ新たな事業展開として、チームラボボーダレスとの異分野連携を基調とし、広く社会の人々(聴衆)を巻き込み、立場の異なる人々が協働する「共創」によって、クラシック音楽のさらなる価値向上と新規クラシック音楽ファンを開拓しうるモデルケースのコンサートとなることを目指しました。また、本コンサートの入場券を、Withコロナ下での開催に役立ち、それ自体が高い感染症対策でもある、購入・発券・入場までが手元のスマートフォンで全て完結する非接触型「電子チケット」のみとし、クラシックコンサートでは珍しい電子チケット入場Onlyの公演としてSNS等で広くアピールし、直接的間接的にクラシック音楽業界のチケットレスをはじめとしたデジタル化を促し、Afterコロナの未来を見据えた既存の鑑賞環境・購買環境 の改善と強化の機運醸成にも取り組みました。

◎事業報告・コンサート(見逃し配信)は右の特設サイトからご覧いただけます。

<お問合せ>
公益財団法人東京交響楽団
電話:044-520-1511
メール:info@tokyosymphony.com

平成30年度 フランチャイズ・オーケストラによる地域共生社会実現を目指した「音楽パートナーシップ」整備構築事業

東京交響楽団では、文化庁の委託事業として「フランチャイズ・オーケストラによる地域共生社会実現を目指した「音楽パートナーシップ」整備構築事業」に取り組みました。
障害者への文化芸術鑑賞機会の増大と共生社会実現を推進していくことを目的に福祉施設(4施設)への「出張ミニコンサート&VR機材によるオーケストラ体験」を組み合わせたアウトリーチ活動(みんなで集えるコンサート ミニ)の実施と、障害者の有無に関わらず、こどもから高齢者まで、社会を構成する多様な人々が集うオーケストラコンサート(東京交響楽団 ファンタスティック・オーケストラ ~みんなで集えるコンサート~)を開催しました。全体の取り組み内容をまとめましたので、ここにご報告致します。

ご希望の方へは報告書を郵送致します(郵送料は当楽団負担)。当楽団事務局へお電話またはメール(①郵便番号②住所③氏名④所属(個人の場合は不要)を明記)にてお申込みください。

公益財団法人東京交響楽団 044-520-1511(平日10:00~18:00)
メールでのお申込み:info@tokyosymphony.com

平成29年度 フランチャイズ・オーケストラを中心とした市民のクオリティ・オブ・ライフの調査と向上のための事業

東京交響楽団では、文化庁の委託事業として「平成29年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業「フランチャイズ・オーケストラを中心とした市民のクオリティ・オブ・ライフの調査と向上のための事業」に取り組みました。
東京交響楽団は2002年に川崎市とフランチャイズ提携を結び、2004年にミューザ川崎シンフォニーホールがオープンしてからは新たな拠点として定期演奏会や名曲全集シリーズ、0歳からのオーケストラなど数多くの演奏会を行うほか、市内学校での教育事業、児童・老人施設等への巡回公演など、地域で親しまれるオーケストラを目指して演奏活動をしてまいりました。この活動が地域の皆様の「クオリティ・オブ・ライフ」にどの様な影響をもたらしてきたのかを調査いたしました。その調査結果をここにご報告致します。

ご希望の方へ郵送にて送付致します(郵送料は当楽団負担)。当楽団事務局へお電話またはメール(郵便番号・住所・氏名を明記にて)でお申込みください。

公益財団法人東京交響楽団 044-520-1511(平日10:00~18:00)
メールでのお申込み:info@tokyosymphony.com

平成28年度 オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築、およびオーケストラのためのマーケティング・ハンドブック制作事業

東京交響楽団では、文化庁の委託事業として「平成28年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業「オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築、およびオーケストラのためのマーケティング・ハンドブック制作事業」に取り組みました。
市場全体を見渡すためのインターネット調査、当団顧客管理システムを利用した顧客へのインターネット調査、公演での来場者調査、支援者開拓のためのインタビュー調査、オーケストラメンバーへのインタビュー調査を行い、これらの調査研究を踏まえて、3年間に亘る同事業の集大成として、アンケート調査の手法や分析結果などをまとめた「オーケストラのためのマーケティング・ハンドブック」を制作いたしました。その調査結果を「東京交響楽団のコンサート来場者およびサポート会員向けアンケート調査結果(概要)」として、ここにご報告致します。

▼オーケストラのためのマーケティング・ハンドブック(一部)

ハンドブックの無料配布は終了しました。

平成27年度 オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築および実施事業

東京交響楽団では、文化庁の委託事業として、「平成27年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業」<オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築及び実施事業>を前年に引き続き行いました。
平成27年度は、新国立劇場、新潟市芸術文化振興財団、川崎市文化財団の協力を得て、地域・会場差、オペラ公演におけるオーケストラの位置付けなど、公演来場者の調査をさらにすすめました。その調査結果を「東京交響楽団のコンサート来場者およびサポート会員向けアンケート調査結果(概要)」として、ここにご報告致します。

平成26年度 オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築事業

東京交響楽団では、平成26年度の新規事業として開始された文化庁「戦略的芸術文化創造推進事業」の採択を受けて、「オーケストラのマーケティング・リサーチと芸術団体のための戦略プラン構築事業」に取り組みました。
オーケストラをはじめとする実演芸術団体の鑑賞者拡大に向けてのマーケティング戦略、経営基盤等の強化のためのファンドレイジング強化のため、マーケティング研究会を立ち上げ、コンサート来場者や定期会員、サポート会員に対する調査を行いました。
その調査結果(概要)をここにご報告致します。