コンサート情報 CONCERT

現代日本音楽の夕べシリーズ第18回
早坂文雄 没後60年コンサート
TOKYO SYMPHONY JAPAN COMTEMPORARY SERIES No.18

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ミューザ川崎シンフォニーホール

2015年10月10日(土)15:00 開演  mark_end

出演
曲目

早坂文雄:映画「羅生門」から 真砂の証言の場面のボレロ
早坂文雄:交響的童話「ムクの木の話し」(アニメーションの映像付き)
早坂文雄:交響的組曲「ユーカラ」

■公演のチラシはこちら

概要

稀代の天才作曲家、早坂文雄の3つの名作を取り上げる。早坂は、親友であった黒澤明監督や溝口健二監督作品の映画音楽を多数担当したことでも有名だが、純音楽の分野でも活躍し、戦後の音楽史を牽引した一人と言える。
《真砂の証言の場面のボレロ》は、黒澤明の映画「羅生門」に、早坂がラヴェルの「ボレロ」から着想を得て作曲、映画のシーンに伴う陶酔感をさらに煽る効果が見事に表れている作品である。
《ムクの木の話》は、東宝教育映画部が自社製作した大人から子どもまで楽しめる本格的アニメ映画で、厳しい冬を越え、やがて春を迎えるまでの自然の細やかな様子が、ムクの木の視点で描かれている。今回は、当時のアニメ上映と同時に演奏が聴けるまたとない機会となる。
遺作《ユーカラ》はアイヌの叙事詩を元に書かれた大作であり、早坂が晩年の1年を費やし、亡くなる4か月前に初演されたもの。後に武満徹が「あれほど涙が出て、感動したことはなかった」と語っている通り、作曲者渾身の想いが感じられる。作曲の完成度を考えると、早坂はもっと注目されて然るべき作曲家なのである。

チケット
  • S¥6,000
  • A¥4,000
  • B¥3,000
  • C¥2,000
  • 東響会員割引
    <発売日>
    一般発売・・・2015年6/2(火) 東響会員先行発売・・・2015年5/26(火) 
プレイガイド
ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200
チケットぴあ 0570-02-9999
イープラス
ローソンチケット 0570-000-407
CNプレイガイド 0570-08-9990
楽天チケット
主催等
Title

TOKYO SYMPHONY JAPAN COMTEMPORARY SERIES No.18

Date

Sat.10th October 2015, 3:00p.m.

Hall

MUZA KAWASAKI SYMPHONY HALL

Artist

Conductor = Naoto Otomo

Program

Humiwo (Fumio) Hayasaka : From 'Rashomon'
Humiwo (Fumio) Hayasaka : The Tale of the tree of MUKU
Humiwo (Fumio) Hayasaka : Orchestral suite 'Yukara'

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